病院案内
理念・ミッション・
目指す職員像・職業倫理指針
医療法人タピックの理念 TAPIC
Total
総合性
患者さんを心と体、社会性
という総合的な存在として
捉える総合医療
Academic
探求性
未踏の分野を目指し
探求する専門家集団
Popular
患者の立場
原点は
病む心への援助
International
国際性
視界をアジア・
世界
に向ける
Centurial
21世紀に
ふさわしい
新世紀の担い手
目指す7つの
リハビリテーション
1
総合リハビリテーション
子どもから高齢者まで、亜急性期から回復期・在宅までにわたるリハビリテーション
2
地域リハビリテーション
病院、老健、訪問看護ステーション、在宅介護支援センターを中軸に諸機関と手をつなぎ、障がいを持っても地域で安心して暮らせる地域医療システム
3
自然リハビリテーション
沖縄の海洋資源などの自然と農・漁業を活用するリハビリテーション技術の創出
4
心理リハビリテーション
障がいを持った人の心の側面を重視した心理サポートシステム
5
国際リハビリテーション
リハビリテーションを通してアジア・世界の人々につながる国際交流と人材育成
6
旅行リハビリテーション
旅は、脳とこころと体を同時に活性化する。空間移動の喜び、自信の回復と新たな出会いの場
7
スポーツリハビリテーション
運動能力向上効果と愉しみ。健康保持、病気予防の武器となり、認知症とがん発症の抑制。生活の軸、人生の支え
当院のミッション
医療法人タピック 沖縄リハビリテーションセンター病院は、本業の医療・福祉事業とともに、CERプロジェクトを展開し地域社会の発展と安定に貢献します。
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病院で働く全ての職員はタピックの理念を深く理解し、当院が掲げる7つのリハビリテーション(総合・地域・自然・心理・国際・旅行・スポーツリハビリテーション)を実践し、障がいのある人々や高齢者およびその家族が住み慣れた地域で、そこで住む人々とともに、一生安全に、生き生きとした生活が送れるように支援します。
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CERプロジェクト
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Culture( convenience)
地域に住む人々が健康で文化的生活を営み、互いに助け合うまちの実現に向け努力します。 -
Education
子供たちが大切に育まれ、子供から高齢者まで幅広く、スポーツを含む生涯学習が受けられる「社会教育事業」を展開します。 -
Rehabilitation
障がいのある人々や高齢者の生きがいや自立を支援するまちづくりを目指します。
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Culture( convenience)
目指す職員像
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自然な温かいあいさつができる
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利用者、患者、家族の気持ちを受け止め、専門職として真摯に対応する
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担当の基礎技術が備わり、必要とされる専門性を習得している
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同僚や上司、他の職種と協調して仕事が出来、信頼されている
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きびきびと業務をこなし、就業規則を守って勤務する
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探求心があり、カンファレンスや研修に積極的に参加し、発表する向上心がある
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無駄のない物品管理やコスト削減に向けて協力し、経営の発展に貢献する
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タピックの理念・方針を深く理解し、組織の一員として夢を共有し働いている
職業倫理指針
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私たちは、患者さんとその家族の人格を尊重し、奉仕します。
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私たちは、患者さんの知る権利と自己決定の権利を尊重し、擁護します。
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私たちは、患者さんのプライバシーを尊重し、個人情報の保護に努めます。
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私たちは、常に自らも研鑽に努め、安心で信頼される最善の医療が提供できるように心がけます。
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私たちは、互いに専門性を尊重し、尊敬し合い、良い協力関係を築き、最善の医療の実施に向け、チーム医療を推進します。
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私たちは、医療従事者としての自覚と責任を持ち、医療の公共性を重んじ、地域貢献に努めます。
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私たちは、常に患者さんの権利とプライバシーを尊重し、人間を直接対象とした医療及び医学の研究を行います。
主要な臨床倫理に関する方針
当院で起こり得る主要な臨床倫理について当院の方針を記載する。
職業倫理指針に基づいて判断することを基本とするが、必要に応じて倫理委員会にて検討を行います。
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説明と同意
- 患者の病状、治療方針や計画について、患者が理解できるように説明を行い理解に基づく同意を得ます。その際、同意は同意書によって得ることとし、患者から同意書を得難い事由がある場合は、同意を得たことを診療録等に記録し保存します。
- 意思決定能力がない患者が治療に関し、患者に意思決定能力がないと認められる場合、又は意識がなく自身で意思表示できない場合には、患者本人への説明に加えて代理人に説明し、治療方針や計画について同意を得、代理人も不在の場合は、最善の利益がもたらされるよう、多職種で検討・判断します。
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医療事故への対応
- 患者の生命・身体の安全を確保し、医療の安全と質を向上させるため、院内で発生した医療事故は速やかに医療安全委員会に報告するとともに、院内調査を適切に実施し、原因を究明し、再発防止策を講じます。
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医療行為の妥当性の問題
- 新しい侵襲の高い治療・検査を行う場合は、倫理委員会で審議の上、方針を決定します。
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延命治療、心肺蘇生
- 心肺蘇生の有効性について患者や家族、代理人に説明し理解と同意を求める。その上で患者が意思表示できる間に、延命治療など終末期医療に対する希望を確認し、それを重視します。また、患者の意志が確認できない場合で、家族等から患者の意志が推定できる場合は、それを重視します。
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臨床研究
- ヘルシンキ宣言および「臨床研究に関する倫理指針(厚生労働省)」等の医療・医学研究の法令・各指針を遵守し、研究協力者(被験者)の尊厳と人権が守られているか、また、研究の科学的妥当性について倫理委員会において審議し、その決定に従います。
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身体抑制
- 身体抑制に関しては「身体抑制・行動制限に関するマニュアル」に則って行う。
- 治療上身体抑制が必要な場合は、患者や家族、代理人に説明し同意を得て行う。また、抑制中は頻回に状態を観察し、抑制は最小限の時間・部位・方法とする。※精神保健福祉法第 36 条に基づき対応する。
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暴力行為等迷惑行為についての対応
- 暴力行為等迷惑行為があった場合は、医療安全管理マニュアルに沿って対処します。
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虐待について
- 児童、高齢者等への虐待が疑われた場合には、当院が定める「虐待対応マニュアル」に従います。
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倫理審査委員会
- その他、生命倫理に関する問題、医療行為の妥当性に関する問題、現状の指針で判断できない問題については倫理審査委員会を開催し、その方針を決定します。